MUVEIL MAGAZINE vol.81 MUVEIL × FEILER 気持ちが高揚するパターン ドイツ伝統工芸織物”シュニール織のブランド”「FEILER(フェイラー)」との第4弾コラボレーションアイテムが発売になります。 絵画の物語を読んでいるかのような巧緻な彩りを機能性とともに落とし込むフェイラーの熟達した技術に、MUVEILデザイナー・中山が心惹かれたことからはじまったコラボレーション。今回のデザインは、アトリエのファブリック販売でも人気のあったチェリー柄。MUVEIL 2013 CRUISE COLLECTIONではじめて登場したオリジナルプリントです。 ふっくらと実ったチェリーを新たにアレンジ。ピンクに縁取り立体的に仕上げながらバックにはグリーンのドットをプラスして、より生き生きとした表情になりました。 幸運をいつも身に付けられるようにとの願いを込めて忍ばせているラッキーモチーフは、ピンクのテントウムシが登場。気持ちを高揚してくれる愛らしいパターンです。 発売を記念して、フェイラージャパン株式会社にインタビューさせていただきました。 フェイラーはドイツのブランドではありますが、日本人にとって身近なブランドとして定着しています。日本で展開したきっかけを教えてください。 現フェイラージャパン株式会社の創業者の女性が、ベルギーを旅行中にフェイラーのシュニール織に出会い、上質で芸術性の高い製品に魅せられ、日本の皆さまにぜひご紹介したいとの思いから、フェイラーと交渉し、1972年に輸入を開始し、昨年2022年に日本上陸50周年を迎えました。 世代を超えて受け継ぐコンセプトももちろんですが、多様な世代を魅了しているように感じます。多くの人に愛される理由は何になるかとおもいますか。 変えてはいいけないもの、そして変えるべきものを大切にしています。「品質の良さ」=機能的価値は変えてはいけないもの。日本上陸以来50年受け継いできた「心はいつだって踊れる。」=情緒的価値をどうアップデートするか、ファンと共感しながら考えています。 フェイラーのシュニール織は色落ちも少なく長く楽しめますが、シュニール織のふんわりとした質感は徐々になくなっても問題ないのでしょうか。 使い始めのふんわりとした質感は徐々に薄れますが、ハンカチ・タオルなどは洗濯することによって目が詰まり、しっかりとした丈夫で長持ちする生地になります。 ※ポーチやバッグなどは洗濯不可ですのでご注意お願いいたします。 ご協力いただきありがとうございました。 MUVEIL MAGAZINE vol.81はここまで。 フェイラーの誕生秘話やシュニール織に関して、前回のコラボレーションの際にインタビューしましたので併せてチェックしてみてくださいね。 MUVEIL MAGAZINE vol.28はこちら MUVEIL MAGAZINE vol.51はこちら 最後までお読みいただきありがとうございました。 2023.10