MUVEIL MAGAZINE vol.70 CARE OF CLOTHESINTERVIEW WITH LIVRER ヴィンテージを育む MUVEILがお洋服をつくるにあたって大切とすること。 それはいつまでも心躍るお洋服であること。 長くご愛用いただくことを願って、MUVEIL Online Shopではサイトリニューアルを機に アフターケア&お修理サービスページを追加いたしました。 こちらのページでは、日々のケアの仕方からクリーニング、お修理のサービスまでご紹介しております。 MUVEIL MAGAZINE vol.70では、アフターケア&お修理サービスページを作成するにあたってご協力いただいた株式会社バレルにインタビューいたしました。 株式会社バレルは、クリーニング店LIVRERを展開しながらご自宅で使用する洗剤の開発からホームクリーニング方法の配信まで「日々のランドリーライフを楽しく」をモットーとしてマルチに活動されています。 理念として掲げられているワードローブのアンチエイジングと環境への配慮といった取り組みにMUVEILが共鳴し、今回ご依頼させていただきました。 東京都にある店舗であるLIVRER MISHUKUに実際伺ってみると、コンセプトストアのようなスタイリッシュな店構えに驚きが隠せませんでした。 アップサイクルをテーマに壁面やテーブルがスタイリングされた空間に洗剤が並んでいたり、ワークショップスペースがあったりとクリーニング店に来たとは思えない設えでわざわざ足を運びたくなるお店です。 インタビューでは、LIVRERが誕生したきっかけから、お洋服を長く楽しむコツまで伺います。 LIVRERが誕生したきっかけを教えてください。 横浜の小さなクリーニング店に持ち込まれたステージ衣装がきっかけです。 繊細で複雑な衣服を美しく洗い上げるために、試行錯誤の末に生み出されたのは衣服をより生き生きと蘇らせるクリーニングです。お客さまが何を求めているかを追及していくと、ワードローブをアンチエイジングさせるランドリーライフを見出しました。衣服を長く大切にする姿勢です。 より良いクリーニングができるように自社で洗剤も開発しました。ヤシ由来の洗浄成分と化粧品にも使用されている保湿/柔軟成分であるアミノ酸を高濃縮してベストな配合率でブレンドすることで、効率も洗い上がりも良い洗剤です。 LIVRER MISHUKUでは洗剤から洗濯機も置いたワークショップスペースもあり、イメージするクリーニング店とは異なる解放的な空間に驚きました。どのようなお取組みをされているのでしょうか? 毎週末、お客様への洗い方ワークショップを開催しています。正しい洗い方、製品の扱い方をレクチャーするワークショップです。また、YouTubeの撮影やアパレルショップスタッフの方々への洗剤のレクチャーなども行っております。 洗剤だけでなく#洗濯ブラザーズでは洗い方の動画も手がけられております。衣服がクリーニング店に持ち込まれなくなるのではないかと心配になってしまいますが、如何でしょうか? 事実クリーニングが減るということもあるかもしれませんが、プロにしかできない仕事があるというのことも洗濯ブラザーズが伝えたいことです。洗濯の知識を身に付けることで、服が長持ちすると思っています。 正しい洗濯を知ることで、洗濯により意識が向くことになる。洗濯を意識すると、必ず追求をしていきたくなるので、その先にあるのはプロの仕事になるわけです。 LIVRERが考えるお洋服を長く楽しむコツはなんでしょうか? まずは洗濯の知識を是非身に付けることが大切です。洗い方ひとつで確実に寿命が変わります。 後は、自分でするお洗濯とプロに頼むクリーニングを使い分けること。 わたしたちが取り組むYouTubeチャンネルで配信しておりますので是非チェックしてみてください。 ご協力いただきありがとうございました。 着用して馴染んだお洋服は、新品の高揚感とは異なるときめきが宿っているように思えます。 それは纏う方とお洋服が共にした時間で物語が紡がれ、唯一無二の魅力を放つのでしょう。 みなさまとともにオンリーワンなMUVEILヴィンテージを沢山が育んでいけたらと願っております。 MUVEIL MAGAZINE vol.70はここまで。 最後までお読みいただきありがとうございました。 アフターケア&お修理サービスページはこちらよりご覧いただけます。 2023.3